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監理現場

スタッフNです。久々の投稿です。

中々、建築に纏わるネタが無く四苦八苦です。

 

現在監理をさせて頂いております、甲賀中学の現場について報告をさせていただきます。(設計は他社某事務所)

甲賀中学の改修工事は今回3期目で今回終了すると、全ての工事が完了します。かれこれ、設計から5年越しの工事内容となります。

 

改修内容は、外部 防水やり替え・外壁クラック処理の上吹付やり替え。

内部は床壁天井と全て既存仕上げと同様やり替えと改修工事は、設計監理者にとって 面白みが無い仕事といえます。

そうした中、唯一面白い仕上げがありました。

昔、東京都庁新築の時に採用していると、大体的に宣伝されておられた

ハマキャストです。今回の採用面積は、屋外階段踊り場控えの壁のみです。

この中学校は昔のレンガタイルが流行ってた頃の建物で、そのタイルは今回清掃のみでの残す形です。そのタイルに合わすような形で、この仕上げが採用されたと考えられます。それなりに仕上げの持つ特性は、石目調にみえレンガタイルと対峙しそれなりに重厚感があり、この採用もミスマッチではないかと判断しました。

 

今後、石目調採用のそれなりの案件があり、予算がない設計には、この外装仕上げも考えてもいいかなと感じました。