11月とは思えないぽかぽかと暖かい日曜日、京都に行ってきました。
京都と言っても、紅葉の名所などではなく、行き先は京都駅からてくてく歩いて15分ほど、西本願寺のすぐそばの、龍谷ミュージアムです。
開催中の「秋季特別展 日本の素朴絵」を観に行ってきました。
現代のゆるキャラのルーツとも言える、素朴でゆる~い感じの人物や妖怪が描かれた絵巻や絵画、埴輪や仏像などを集めた展覧会です。
龍谷ミュージアムを訪れたのは初めてですが、『フランス人がときめいた日本の美術館』という本に載っていて、一度行ってみたいと思っていました。
仏教関連の文化財を中心とする博物館で、堀川通に面した正面に巨大なよしずが垂れているような外観の建物です。
作品保護のためでしょうが、展示室がかなり薄暗く、絵巻に描かれている小さい人物などが全然見えませんでした。
真偽のほどはわかりませんが、江戸時代に大阪城の堀に現れたという、ゴジラっぽい妖怪を描いた絵があり、個人的におもしろくてかわいいと思いました。
展覧会は、11/17で終了しました。
ミュージアムを出た後、そのまま東へ。行き先は、前に雑誌で見たおしゃれなカフェ、Walden Wood Kyoto です。
大正時代の建物をリノベートした、すべてが真っ白なカフェです。
店名およびお店のコンセプトは、ヘンリー・デイヴィット・ソロー(アメリカの思想)の『ウォールデン 森の生活』からきているそうです。
2階のカフェスペースには、テーブルも椅子もなく、壁に沿って階段が設けられています。好きなところに座り、自由に過ごしてくださいということなのでしょうが、日曜だからか、人がいっぱいで座るどころではありませんでした。
写真も外観しか撮れませんでしたが、気になる方は、行ってみてください。
社員Fでした。