前回からの続きです。
駅に到着後、
とりあえずホテルに荷物を預けてから
今日と明日の2日間お世話になるガイドさんと合流します。
ガイドさんとの待ち合わせまで少し時間があったので
駅構内の売店でシナモンロールを購入。
シナモンシナモンした、ちょい濃い目のお味でした。
IKEAのシナモンロールをちょっと濃くした感じです。。。そのまんま
でも、美味しかったです。ただ、お値段は北欧価格。ちょい高めです。
コーラ1本(500ml)でも、2.5ユーロ(≒310円)もするので
そこはしょうがない。。。
ガイドさんと合流後、まず向かったのはトラムで2駅ほどのカンピ地区にある、アアルト設計の電力会社ビル。
アアルトの設計は右側の青銅色の部分で、左側のレンガ貼りの部分は既存です。アカデミア書店やラウタタロ(鉄鋼組合ビル)とよく似たファサードです。
地震のある日本とは異なり、ピッタリくっついてます。規則正しいスクエアの窓が気持ちいい。
内部のホールは天井一面に三角のトップライトがあり、周りをビルに囲まれた空間とは思えないほど、やさしい光に包まれています。
トップライトもアアルト建築の特徴のひとつ。上階の通路部分にも丸いトップライトがたくさんあります。
日頃の設計業務の中でもトップライトを設けたりしますが、残念ながら、雨漏れの原因になると言われあまりいい顔をされません。。。
続いての目的地、
アアルト大学へ行くため地下鉄へ。
もちろん地下鉄もデイチケットで乗り放題。
何度もいいますが、改札がないのでエスカレータを降りたらすぐそこがホーム。便利です。
この地下鉄のホーム、とにかく天井が高く、幅が広い。
ガイドさん曰く、フィンランドの独立戦争当時の防空壕としてつくらた空間を
活用しているから、とのこと。
ここで、鋭い方はもうお気づきかもしれませんが、
改札がないのに、なぜわざわざ切符を買う必要があるのか。。。
それは、抜き打ちで検札があるから。
有効な切符を持っていないと罰金80ユーロ。
4日券で35ユーロですのでなかなかの出費です。
デイチケットの場合、最初に乗るときだけ各車両の出入り口に設置されている
タッチ式のリーダーにピッとする必要があります。
最初の1回だけ。あとは、ピッとした瞬間から1日券なら24時間、
4日券なら96時間有効になるという仕組みです。デイチケットを持っていても、
ピッとし忘れると、検札時に罰金を取られてしまいますので要注意です。
ただ、滞在中結構トラムや地下鉄に乗りましたが、
一度も検札している場面に出くわしていないんですよね。。。
さて、話は戻って、アアルト大学駅に到着です。
案内表示板のライン照明だけで照らされたシンプルな空間が、
無駄にかっこいい。
この続きは次回へ。
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